尿路感染症
尿道や膀胱、腎臓などの
尿経路のどこかから感染します。
その感染によって、
炎症をおこしてしまう病気です。
【原因】
細菌の感染によっておきますが、
原因に多いのは大腸菌です。
新生児や赤ちゃんに多いのも、
大腸菌が80%ほど占めています。
腎臓が中心に感染がおこったものを
上部尿路感染症と言います。
膀胱炎が中心の症状を示すものを
下部尿路感染症と呼びます。
【症状】
上部尿路感染症の場合、
発熱、頻尿(尿の回数が多い)、排尿痛、血尿、
腹痛、嘔吐などの症状があります。
下部尿路感染症の場合、
頻尿、排尿痛、頻尿などの症状があります。
どの部分に感染したかで、症状が変わってきます。
【ケア】
原因が分かれば、それに合った抗生物質を処方してもらえます。
尿路感染症は、
一回かかると繰り返す傾向があります。
繰り返すと慢性腎炎の原因になりますので、
再発を予防することが大切ですよ。