肺炎
炎症が、肺にまで進んでしまった状態のことを言います。
子どもが肺炎になる場合、
3つの肺炎が考えられます。
< ウイルス性肺炎 >
インフルエンザウイルスなどの、
ウイルスが原因でおこります。
他の病気との合併症として
おきることも少なくありません。
高熱が出て、激しい咳が出る状態が何日か続きます。
しかし、ウイルスの種類によって
症状は少し異なってきます。
細菌性肺炎よりは、
症状は軽く済むことが多いようです。
< 細菌性肺炎 >
肺炎球菌、ブドウ球菌などの
細菌が原因でおこります。
肺炎にかかった場合、
ほとんどが細菌性肺炎のことが多いです。
高熱・激しい咳が出て、
呼吸困難をおこすこともあります。
他の肺炎に比べて、悪化しやすい肺炎
とも言えますので注意して下さい。
進行具合によっては、
命にかかわる場合もありますので
早めに病院に行きましょう。
< マイコプラズマ肺炎 >
微生物病原体である、肺炎マイコプラズマの
感染が原因でおこります。
咳によって、空気感染する病気です。
小さな子どもや、赤ちゃんには
あまり見られない病気です。
熱も高くなく、元気もある場合が多いようです。
しかし咳が長引くので、
抗生物質を処方をてもらうといいでしょう。
【ケア】
肺炎の場合、症状によって治療方法が変わってきます。
熱・咳がある場合は、
早めに病院で診てもらうことをおススメします。
呼吸困難をともなってる場合、
命にかかわる場合も考えられます。
すぐに病院へ行くか、
救急車を呼んでもいいでしょう。
ひどい子の場合は、入院することもあるので
小さい子は特に気をつけましょう。