百日ぜき
2ヵ月ほどの長期にかけて、
激しい咳が続くことを百日ぜきと言います。
DPT(三種混合)の予防接種を受けることで、
感染を防ぐことが出来ます。
【原因】
百日ぜき菌という細菌に
感染して起こる呼吸器感染症です。
潜伏期間は、1ー2週間で発症します。
【症状】
最初は、くしゃみや咳・鼻水・微熱などの風邪に似た症状です。
1ー2週間もすると、
咳がひどくなってきてしまいます。
せき込んだ後に、「レプリーゼ」という状態をおこします。
レプリーゼとは、
笛のような音を立てながら息を吸い込むことです。
それが2ー3週間続きますが、次第に減っていきます。
咳は、長いと2ヵ月ほど続く場合もあります。
しかし、これは個人差なので早く治る人もいます。
【ケア】
初期の症状で気付けば、抗生物質で治すことが出来ます。
ただの咳だからすぐ治る、なんて思っていたら甘いですね。
咳を防ぐには、部屋に湿度を与えて過ごすと良いでしょう。
乾燥する冬の季節は、加湿器なんかがあるといいですね。