先天性鼻涙管閉塞
涙が鼻に流れないため、
いつも涙目になっている状態です。
先天性なので、生まれつきのものです。
【原因】
目から鼻に通じる管(鼻涙管)が、
生まれつき塞がっていることが原因です。
また、生まれつき細くなっていることが
原因でもあります。
新生児の赤ちゃんには
よく見られる症状の一つでもあります。
【症状】
目に溜まった涙が鼻にうまく流れないため、
いつも目に涙が溢れています。
両方の管が塞がることもありますが、
だいたいが片方の管だけです。
そのため、片方の目だけ
目やにや涙が出ている状態になってしまいます。
また涙嚢いう目と鼻の間にある袋の中に
細菌が感染してしまうこともあります。
細菌が感染してしまうと、
目頭を押さえた時に黄色い膿が出ます。
【ケア】
目頭を指で押し、マッサージすることで
治る場合もあります。
これは個人差なので、
一概にみんなが治るわけではありません。
マッサージを続けても治らない場合、
鼻涙管にブジーを入れる場合もあります。
ブジーとは、細い器具を入れることで
管のとおりをよくします。
詳しいことは、専門医に聞いてみましょう。