川崎病
幼児に、よく発症する病気とも言われています。
正式名は、
「小児急性熱性皮膚粘液リンパ節症候群」と言います。
小児科医の川崎富作さんが発見し、
川崎病と呼ばれるようになりました。
【原因】
今の時点では、はっきりした原因は
不明なのでわかりません。
冬に多く地域流行性があるというのが
わかっているそうです。
なので、何かしらの感染症が原因で
発症しているのではないかと考えられています。
【症状】
5日以上の高熱が続いて、
発疹・目の充血などがあらわれます。
また、唇の腫れ・舌に赤いブツブツができる
いちご舌というのも出ます。
それ以外にも、頸部リンパ節の腫れや
手足の腫れなどの症状がでます。
この中のいくつかの症状が出たら、
川崎病と診断されます。
この病気は、症状がおさまったあとが
厄介な病気なのです。
心臓の周りの血管にこぶができる
合併症をおこしてしまうことです。
これが出来ると、
血のかたまりが出来やすくなってしまいます。
それにより、死亡を招く
心筋梗塞の原因となってしまうのです。
【ケア】
原因が不明なために、
治療方法が見つかっていません。
川崎病になると、経過を見守りながら
合併症を防ぐために入院します。
入院中の経過がよくても、
まだ安心はできないと思って下さい。
後遺症が出る場合があるので、
定期検査が必要になってきます。