水痘(水ぼうそう)
水ぶくれのような発疹が、
体中のあちこちに出来る病気です。
1ー6歳の間で、よくかかる病気ともいえますね。
感染力がすごく強いですが、
一回しかかかることのない病気です。
【原因】
水痘ウイルスの感染によっておこり、
咳やくしゃみによって感染します。
潜伏期間は、だいたい10ー21日と幅広でもあります。
【症状】
38度前後の軽い発熱がおこり、
頭や胸や背中に小さな赤い発疹が出ます。
発疹はどんどん大きくなり、
中心にかゆみをともなう水疱が出来ます。
4ー5日後に、かさぶたになっていきます。
かさぶたが取れると、シミになりますが
いずれは消えるので安心して下さい。
赤ちゃんによって症状が少し異なり、
熱の出ない子もいます。
【ケア】
熱が高い場合は、安静にして
水分補給をきっちり行いましょう。
発疹をかきむしらない為に、
きちんと爪を切って手を清潔にしましょう。
水疱を無理につぶしたり、
かさぶたを無理にはがさないようにしましょう。
後が残ってしまう場合がありますので、
自然にしておきましょう。
かゆみが強い場合は、
薬の処方を医師に相談してみましょう。